うんちく
当時の王ルートヴィヒ2世が18歳で若くして王位に付きました。
国が苦境にありその現実逃避から中世騎士道やファンタジーの世界に陶酔し、
特にワーグナーの歌劇の世界に陶酔しその世界観も模したりして、巨額の国費を費やしました。
王はそんな浪費をしてるもんだからか、城が未完成のまま暗殺されちゃったのです。
城は建築家がデザインしたのでは無く、舞台美術を担当していた画家がデザインしたのです。
しかしそんなまともでは無い状況で有ればこそこんな無駄に美しい城が見られる訳です。
感謝感謝です。

キットは
30年は経っているのかと思われる古いもので、
多少合いがイマイチな部分もありますが、慎重に組んで行けば良いキットです。
階段周辺に形状が違う部分がありますが、キット発売時はその形だったのかもしれません。
塗装指示が不親切ですが好きな色で塗っちゃいましょう。

中がスカスカなのでまどから向こうが見えてしまうので、
中に黒い紙を貼ってます。　小さい建物は入れ忘れてしまった。
キットには薄緑のパウダーと黄緑のスポンジが入っていますが、
スポンジの方は使わず、ＫＡＴＯのフォーリッジクラスターを使用、
ダイソーのアレンジワイヤー（針金に茶色の紙が巻いてある）を幹にして、ボンドで貼り付けて木にします。

屋根の上にライオンと反対側には騎士の像が立っています。
キットはお地蔵さんのようなのでマスターグレードのギャンについている、
1/100マ・クベを改造して騎士像を作り直しました。
オレンジの城門の中はトイレになっています。肝心の扉はキットは無いのでプラバンで作ると良いでしょう。

白い部分はＭＲカラーの35番とガイアの白混合。
薄い砂色の部分は44番+35番
レンガはレッドブラウン+オレンジ+35番
部分的に13番
屋根は14番+デイトナグリーン+35番

2011年に友人の友人が現地に行って写真を撮ってきたので、参考になったのでした。
別ページに写真を用意しました。実物の説明も少々あります。

　　2011.6.11